温床作り(サツマイモ苗)

2022年03月10日

毎年5月にサツマイモを植えるのですが、その苗は、いつも買っています。昨年は、ベニはるか、紅あずま、安納芋と 3種類の苗を購入して植えました。

どの品種が 畑の土の状態に適合するか気候に合うかなどを見る必要があり、基本的にベニはるかと紅あずまが良いと思っています。特にベニはるかは とても大きく育ちました。

そのベニはるかを今年も植えたいと思いますが、今回 自分で苗を作ってみようと思います。

まずサツマイモの芽出しを促す苗床を作ることから始めます。

苗出しには温床が良いと言うことで、土を発酵させてその発酵による熱で床を温める方法がありまして、深めの容器に 藁を敷いて その上に腐葉土と糠を混ぜ合わせた用土を たっぷり入れます。

写真では分かりやすいように 糠がありその下には腐葉土があります。1対5の割合です。これをよく混ぜ合わせて 水をたっぷり注ぎ 3日から1週間くらい太陽光を浴びせます。こうすると 発酵してきて土が30℃くらいになると言うわけです。

初めての試みなので 成功するか 分かりませんが、気温も上がってきて 土も変化することを見てみたいと思っています。

土は 家の前にある山から採ってきました。山の土は ふわふわの所もあれば 硬い所もあって 地形によっていろいろでした。主にクヌギの木の周りの土を集めました。

今 倉庫に大きめのサツマイモが眠っています。食べてしまおうかと思いましたが、芽出し用の種芋として その力を発揮してもらうつもりです。

サツマイモは 日本の土には とてもよく合う作物なので 継続して 有機栽培できればと考えています。美味しいですしね。