梅の木の剪定作業

2020年12月13日

去年から管理している梅畑、オーナーが今秋、お亡くなりになりました。
真っ先に 私と畑の契約を交わしてくださり、その後も色々なことでお世話になり、よく励まされました。
彼の遺した梅、それをまた生かそうとしています。

彼には二人の息子さんがいらっしゃいますが、どちらも会社員として働いておられ、農業をするつもりはないと言うことで、息子さんとコミュニケーションをとりながら、今後の契約についても少しずつ話をしなければなりません。

去年は、この梅畑だけお借りしていたのですが、今年は、他にもお借りしている畑があり、剪定作業も少し遅れ気味で、少し焦っています。
オーナーがお亡くなりになる前、『お前に任せる。』と言ってくれた、その言葉を噛み締めながら、チェーンソーと細かい枝の粉砕機をガンガン回し続けます。

『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』と言う諺があって、馬鹿になるまいと懸命に一本一本に向き合います。
梅が実をなすのに良いように、私がその実を獲りやすくなるように。
その感覚です。

自然が強い畑なので、とてもハードで危険な作業です。アフリカを思い出します。