買い物かご
0
0円
てんたかく です。穂が膨らんで、頭を下げて来ています。
稲は成長するにつれて、実が付く部分が重みで下がります。
重みがあればあるほど頭(実が付く部分)が下がるため、下がっている稲ほど立派だと称され、重みのない稲は立派ではないと称されました。
このことから「知識や徳がついた人間ほど、頭の位置が低い謙虚な人間になる」という意味になります。
また「頭を垂れる」には「相手を敬う」という意味があり、この言葉自体にも「立派な人間ほど相手を敬うことができ、謙虚である」という表現があてはまるのです。
つまり「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とは「人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものである」という意味になります。
そうなりたいものですね。