夏至

2022年06月21日


梅も終わって 梅雨に入り 夏至に至りました。

ここから 日が短くなります。昼間働ける時間が 短くなるわけです。

そんな中 梅雨らしい雨が いい感じで 田んぼを潤してくれています。

田植えから 20日くらいが過ぎて 余計な草が相当見えてきました。 そろそろ本格的に草ひきをしないといけなくて。

それと同時に 抜てしまった苗を挿していく作業 抜き苗挿しも 同時進行です。

今年は 川の水を直接引ける 棚田を開墾して 無農薬有機栽培 天日干し米を 作ります。

作る品種は 福井県産の あきさかり。

こちらでは 初めてです。 苗はあまり良くできませんでした。

はっきり言って うまくいかないことばかりです。

でも それを見越した上で やっています。 最初から うまくいかない それが普通です。

うまくいかないのを なんとか来年うまくいくように またはその次の年にうまくできるように 田んぼと向かい合って 上手に付き合っていかなくちゃならないので。

そのところは 本当に 手を抜けないです。

結局 田んぼは生きています。 完成された一つの生態系です。 そこを無理なく 管理していくには 時間をかけて観察し 積み上げた体験をもって 理解していかなくちゃならないということです。

だから 楽しいです。生きているものを相手に 水や土や天候とコミュニケーションをとりながら やっています。


農業は 毎日 その積み重ねです。