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昨日、日曜日、今年最後の稲刈りでした。
70代のオーナーさまの田んぼです。彼女は40年以上お米づくりをなされてきた方ですが、もうできないので、と私に任せてくださいました。
彼女の経験から学ばせてもらえる良い機会と考えて、種まきからいろいろ教えていただくことができました。
稲刈りとはぜ掛け(こちらの地方ではなる掛けと言います)を少しだけ手伝っていただきました。少しでもとても助かりました。
それでも終わらないので、私は一人で夜9時までかかり、全部をなる掛けしました。
作ったお米は、オーナーさまご指定のヒノヒカリです。とてもよくできたと思います。
ヒノヒカリは、玄米でも美味しいと思います。早生のイクヒカリは、白米の方が美味しいと思います。
ようやく稲刈りが完了して、やれやれという感じです。
5反のお米を全部、天日干しにできました。周囲の農家の方は、驚いています。どれだけの作業が必要か、考えると信じられない、という感じです。
コンバインという大きな機械を使えば、1日もかからない作業ですが、天日干しは、2、3週間かかります。
僕は、昔のような自然の力に頼る作り方を維持したいと考えます。
こういう文化を継承したいです。
これって、世界遺産級の文化だと思います。